まめ知識

バッファーpH/alの効果的な使い方

海水中で酸化が進み水素イオンが増えだすと、アルカリ度(またはKH)の成分が徐々に減っていき、pH値も次第に下がっていきます。水槽のような閉ざされた環境で、硝化バクテリアの働きが主な濾過槽ではすぐにその現象が起こります。この低下を防ごうと定期的に水換えをすることになりますが、なかなか全量の水を入れ換えるわけにはいきません。

そこで、

衰えてしまった海水中のアルカリ度成分を復活させ、pHをしっかりと持ち上げて支えてくれる強い味方の登場となります。

ライブシー バッファーpH/al (でも、持ち上げられるpH値は8.4までですよ。)

見た目は単なる白い粉です。そして常に乾燥させておかないと湿気て固まってしまうので、使用後はすぐにフタを締下さい。

この白い粉の効果を最大限に生かすには、準備に少しコツがいります。

 

先ず、海水(飼育水)ではなく、

①真水(水道水など)で溶かします。(絶対に海水はダメですよ。)

 

②溶かす量は、真水1リットルに対してスプーン10杯が限度です。 それ以上は非常に解けにくくなります。必ず透明になるまでしっかりと溶かしてから水槽に入れるようにしてくださいね。だいたい20℃くらいの真水なら棒で掻き混ぜて2分程度で溶けます。 実際にバッファーpH/alの使用方法には、海水100Lに対してスプーン4杯を規定量としているので、この場合は真水を500ml程度用意して、そこにバッファーpH/alをスプーン4杯分入れてしっかりと溶かしてから水槽に全量添加することになります。

裏ワザ 水槽内の海水のpH値が7.8以上ある場合は規定量であるスプーン4杯を6杯に増量して添加してもOKです。その方が効果的です。(※7.8未満の場合は必ず規定量で使用してください。)

 

③水槽に添加するときはエアーチューブをホース代わりに使って、 しっかりとした水の流れのあるところに、魚の水合わせの要領で添加してください。

注意! こんな時は、残念ながらバッファー剤の効果が表れないことがあります。

(1) 水槽内に底砂を敷いて(プレナム水槽を含む)嫌気層ができ上がっているとき。

(2) ウエット濾過槽や外部式フィルターで、濾材の洗浄や交換をしないで汚れが堆積しているとき。

(3) 添加剤などの過剰添加で、海水の成分組成のバランスが崩れているとき。

どうする?

(1)についてはやはりカルシウムリアクターでアルカリ度を上げる方法をお勧めします。

(2)は掃除、交換。

(3)は全量に近い水換え(何事も”急激に”は禁物。何回かに分けて水換えしましょう。)

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