まめ知識

みんなが嫌がるコケとの戦い

「打倒、コケ!」と銘打ってここでは挑んでみます。コケが発生する要因は4つ

(1)栄養分、(2)二酸化炭素、(3)水 (4)光

この4つの要因とどのように戦うかが問題です。
 
(1)栄養分について
コケの栄養分とは無機態のアンモニア塩と硝酸塩、燐酸塩、珪酸塩、そして鉄分などの微量の金属類になります。これらは無機態以外にも有機態として存在しますが、一般的に植物は無機塩しか栄養として吸収できないので、これらの有機塩はバクテリアの働きによって無機栄養塩として変わる予備軍として潜んでいます。(簡易テスターではこの有機態としての栄養塩は測定できません。)また、鉄分などの必須微量元素は過剰に添加しない限り増えることはないので、添加剤の使用量だけ注意して調整しておけば問題ありません。


もうお解りだと思いますが、コケ対策には

ここがポイント
無機態の栄養分はもちろんのこと、有機態の栄養分も取り除く。 ことです。

では、どのように取り除くのか?

 

①アンモニア塩が硝化されてできる硝酸塩ですが、除去する方法は5つあります。
 1、嫌気層を作って還元バクテリアの働きで脱窒させる。
(プレナム、デニトレーターなど)
 2、イオン交換系のゼオライトで硝酸塩を吸着除去する。
(ナイトレートコントローラーなどの吸着剤)
 3、特殊なゼオライトでアンモニアを吸着させ、バクテリアによって消費させる。
(ゼオビットとゼオバックなど使うゼオビットシステム)アンモニア塩から取るので亜硝酸塩も硝酸塩も発生しません。
 4、マングローブや海草・海藻などの植物を育てて栄養分として吸収させる。
 5、水換え(だだし、汚れがたまり、目詰まりしているような濾過槽では水換えして、もなかなか減りません。)
    
②その他の栄養分はライブシー「コケ対策」シリーズにお任せください。
1、ライブシー フォスト : 無機態の燐酸塩、珪酸塩を強力に取る吸着剤
2、ライブシー ブラボ  : 有機物を根こそぎ取る超特Aヤシ殻活性炭
3、ライブシー ブラスト : フォストとブラストのコラボ品

フォストは無機物、ブラボは有機物しか吸着除去できません。
また、フォストの吸着阻害要因には有機物があります。
フォストが効果的に働くためには有機物を除去する必要があります。
そこでブラストが登場します。
ライブシーコケ対策シリーズは海水、淡水とも使用できます。
2種類の吸着剤を上手く使って、状況に合わせて使用量を調整しましょう。
大まかに例えると、
●淡水でエサの量が多く、有機栄養分の多い水槽→ ブラボ>フォスト 、ブラスト
●海水でエサの量は多いが有機栄養分は比較的少ない→ ブラボ≦フォスト 、ブラスト
●海水のサンゴ水槽で、活性炭は他の大切な成分も一緒に除去されるので使いたくない→フォスト(ブラボ:水換えをする前の1晩だけ使用する)

 

まめ知識
水が黄色くなるという黄ばみの成分はフミン酸という酸で、これは有機物です。ブラボやブラストを一晩使うと水が透き通り、ピッカピカになりますよ。お試し下さい。

 

(2)二酸化炭素について
  水中で植物が光合成をする場合、利用できる炭素のかたちは遊離二酸化炭素です。いわゆる炭酸ガスです。水中に溶け込んでいる炭酸塩ではありません。この炭酸ガスを減らすことでコケの光合成の働きを低下させることができます。海水の場合だとpHを高めにして、外気の新鮮な空気を使ってエアレーションをするだけでも効果はありますよ。

 

(3)水について
  水の中なのでどうしようもありません。

 

(4)光について
  コケ対策だからといって、暗い水槽を観ていてもつまらないですよね。
明かりのある世界に棲む生き物にとって、光は大切な一つの環境要因です。もともとコケは陸上の植物と同じように、ほぼ可視光域の波長を光合成に利用して炭素化合物を自ら作り出しています。
  直接的に光を操作してコケを抑える方法としては、

●照度を下げる。
●照度を光合成の強光阻害になるまで上げる。
●波長を変える。

3について、例えばアストロビームライトはブルーの波長を主としているので、陸上の光とは波長が異なり、コケの発生も抑えられます。
それ以外では、光合成の働きを逆に利用して、しっかりと光を照射して、水草や海藻などの植物を育ててコケにまで栄養がいかないようにすることですかね。

コケとの戦いは永遠の課題です。これで全てが解決する訳ではありません。
これからもがんばりましょう。(たまにはコケ掃除もしないとね。・・・)

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